1）総支給額の推移

2018年に入社した未経験者3人、経験者1人の計4人のタクシードライバーを数ヶ月に渡って追跡調査していきます。まずは、タクシードライバーとしてはじめての総支給額を受けて、経験を積み重ねていった時にどのくらいの差がでるのか？時期によってバラツキがでるのか？などを総支給額の推移グラフで確認していきます。

【11月の結果】
初営業の11月の結果は、総営収が平均95万円、総支給額が平均61万円でした。
東京では平均給与が44万円なので、初月にしてこれだけ支給額が高いということに驚く社員もいたくらいの高成績です。未経験者でも夜勤なら平均60万円を支給されている結果になりました。
 
【12月・1月の結果】
12月と1月は、忘年会や新年会など人の動きが多くなる繁忙期です。グラフを見てもわかるとおり、12月は全員の総支給額がアップしています！総営収が平均107万円、総支給額が平均68万円で、一番稼いだのは経験者のK.N氏。総支給額は81万円と大健闘でした。経験に差が出ているのがわかります！
 
【2月の結果】
2月は日数も少ないため、毎年売上の数字だけ見ると落ちますが、皆の頑張りのおかげでそこまでガクンと落ちることはありませんでした！
 
【3・4・5月の結果】
3・4月は、安定した稼ぎを得られています。4月末からゴールデンウィークということもあり、出費を抑える傾向にあります。更に今年は10連休と異例な状況下でも、みんな頑張ってくれました！
 
【6・7月の結果】
6月は5月のゴールデンウィークが終わったため、全員の給与額も上がってくるのですが、7月から夏休みやお盆の影響で毎年営収に影響が出る時期です。
 
【8月・9月の結果】
突然の豪雨や台風などの影響でタクシーを利用する人も増え、更にタクシーアプリの需要も増えつつあるため、全体的に営収が上がってきます。

2）聞き取り調査

ふじ交通に入社して初任給をもらった社員から、「びっくりした！」という声があがりました！何にビックリしたのか？なぜ、前職より給与があがったのか？など、現場で働く社員の声を聞いてみました。

2-2）共通点「前職より稼げる」

2人の共通点は「前職より稼げる」ことでした。
転職をすると前職と同等か下がるケースが多いですが、ふじ交通では社員への還元を目的とした待遇が多くあります。
もし、同じだけ働いても他社より給与額が上がる仕組みになっているために、前職より上がるケースが多いようです。

「稼げる」結論！

聞き取り調査の共通点でも出たように、同じ業界にいても会社によって給与額に差がでることが分かりました。これはふじ交通が頑張ってくれる社員へなるべく多く還元できるようにするための「好待遇」が主な要因です。
さまざまな待遇がある中で、タクシードライバーという仕事の効率に大きく影響する要因を見ていきます。